障害があってもいっしょだよ！ 自閉症のあるぼくの毎日

シュー，マリ〈Ｓｃｈｕｈ，Ｍａｒｉ〉/ムニョス，イザベル〈Ｍｕ〓ｏｚ，Ｉｓａｂｅｌ〉/上田 勢子【訳】/別府 哲【日本語版監修】

大月書店（2022/09発売）

• サイズ A4変判／ページ数 28p／高さ 21X24cm
• 商品コード 9784272409914
• NDC分類 E
• Cコード C8347

出版社内容情報

障害がある子はどんな毎日を過ごしているの？みんなと違うところもあるけれど、同じところもたくさん。当事者の子ども自身の語りで、低学年からやさしく読める障害理解の絵本。第１巻は自閉スペクトラム症の男の子が主人公。

シリーズ全６巻
?自閉症のぼくの毎日
?ADHDのわたしの毎日
?ダウン症のぼくの毎日（11月刊予定）
?読み書き障害のあるぼくの毎日（12月刊予定）
?耳のきこえにくいぼくの毎日（2023年1月刊予定）
?目の見えにくいわたしの毎日（2023年2月刊予定）

著者等紹介

シュー，マリ［シュー，マリ］ ［Ｓｃｈｕｈ，Ｍａｒｉ］
児童書や雑誌のライター。アメリカ中西部在住。幼いころ台所で、シリアルの箱に書かれた字を読むのが好きだった少女マリは、数多くの低学年向けノンフィクションのライターになりました

ムニョス，イザベル［ムニョス，イザベル］ ［Ｍｕ〓ｏｚ，Ｉｓａｂｅｌ］
イラストレーター。スペイン在住。イザベルの夢は絵を描く仕事をすることでした。そして現在、何冊もの絵本の絵を描くイラストレーターになりました。スペイン北部の緑に囲まれた、小さなかわいい町のスタジオで仕事をしています

上田勢子［ウエダセイコ］
翻訳者。東京生まれ、アメリカ・カリフォルニア州在住

別府哲［ベップサトシ］
１９６０年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。博士（教育学）。専門は発達心理学。現在、岐阜大学教育学部教授、全国障害者問題研究会常任全国委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kurara]

★3.5　自閉症は見ためも普通の人も多く、また自閉症にも多くの種類があり障害の内容もいろいろですよね。 海外の方が描かれた本には人種の違いや男女の違いも書かれてありどんな人種の方にも自閉症の障害の方がいると絵でわかるように書かれてありますね。子供には気づかないかもしれないですが見ている大人がその意味を分かりお話していくことも大切と感じます。#NetGalleyJP

2024/03/29

[ヒラ[e-mail]]

ゼン君をモデルに、彼の日常生活を通して、自閉症の特性を紹介した絵本です。 重度の障害者といると解りづらいことがあったり、人によって違いがあったり、他の障害を合わせ持っていたりと、障害を持つ方たちの個性的な部分もあるのですが、このように単純化してみると、納得しやすくなってくると思います。 自閉症を持つ人たちの理解と、共に生きるための、はじめの一歩的な絵本です。 彼らを差別化しないためにも、多くの人に手に取ってもらえると嬉しいですね。

2023/01/12

[anne＠灯れ松明の火]

遠い方の新着棚で。身体的な障がいも辛いけれど、見たところわからない精神的な障がいも辛いだろう。生まれつきで、原因がわからない自閉症。このような絵本を通して、彼らの苦手なこと、得意なこと、接し方などを知り、理解が深まるといい。

2022/12/02

[ヒラ[e-mail]]

【再読】大人のための絵本

2023/01/16

[海(ｶｲ)]

【図書館・新刊棚】障害がある子を知るきっかけになる絵本だと思います。シリーズ１冊目。大人になってからASDと診断を受けた身として、障害があるないに関わらず、理解ある世の中であってほしいと願います。

2022/10/11