出版社内容情報
人類は農耕の定着とともにウシやウマを労力として家畜化し、乳や肉を利用する牧畜がはじまります。その品種改良の歴史をたどる。
狩猟で野生の動物を捕らえて食べていた人類は、農耕が定着するとともにウシやウマを労力として家畜化し、その後、乳や肉を利用する牧畜がはじまります。ウシやブタ、ニワトリ、ウマ、ヤギ、ヒツジなどの品種改良の歴史をたどります。
【著者紹介】
農研機構畜産草地研究所
目次
1 原始の時代から始まる人間と動物のつながり
2 世界各地で家畜がつくられる
3 世界各地で生まれた家畜が中国大陸から伝わり始めた
4 農民まで広まったウシ、ウマの飼育
5 諸外国との国交により畜産が盛んになる
6 経験と知識を生かし畜産の発展につくした人びと
7 食生活が変化し新しい時代を迎えた畜産
8 国際化のなかで畜産を次の世代へつなげる
著者等紹介
大同久明[ダイドウヒサアキ]
1958年、東京都生まれ。千葉大学園芸学部卒業。1981年農林水産省に入省し、北海道農業試験場で牧草の品種改良、畜産草地研究所で飼料用トウモロコシの品種改良に従事。農林水産省農林水産技術会議事務局勤務を経て、農研機構北海道農業研究センター、同畜産草地研究所に勤務。現在、農研機構畜産草地研究所草地研究監として、自給飼料を利用した畜産研究全般についての研究管理に従事
小泉光久[コイズミミツヒサ]
1947年生まれ。国学院大学経済学部卒業。農業・農村、少子高齢化をテーマに執筆、制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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