出版社内容情報
食料はどのようにして、よりおいしく、より効率的な作物となっていったのか。1冊目は「コメの進化の歴史」を日本史と並行して描く。
農業の発明発見物語(全4巻)
私たちが食べている作物は、品種改良や栽培法の改善、農具や肥料の工夫など、さまざまな試行錯誤の積み重ねの結果です。それは、耕作者と科学者たちの粘り強い努力の結晶でもあります。おいしさと安全と安定を求め続けてきた、米、野菜、果物、肉の開発の歴史を描きます。ハーフカラー、小学校高学年~。
続巻
?A野菜の物語(2015年8月)
?B果物の物語(2015年10月)
?C食肉の物語(2015年12月)
【著者紹介】
ライター、エディター。主な作品『日本の農業』(構成・文、岩崎書店)、『身近な魚のものがたり』(著、くもん出版)、『農業に奇跡を起こした人たち(全4巻)』(著、汐文社)、『お米が実った!―津波被害から立ち上がった人びと』(著、汐文社)ほか。
目次
1 地球上に生物があらわれ作物と家畜になった
2 長い時間をかけて米作りが日本に伝わる
3 まだ多くのなぞが残る縄文・弥生時代の米作り
4 米作りが世の中を変えクニが生まれる
5 荘園社会がくずれて米作りが変わる
6 農業と農民を支配し米が国を支える時代に
7 知恵と科学が生かされ米作りの技術が高まる
8 自然と向き合った日本の米作り
9 米が足りない時代から余る時代へ
著者等紹介
小泉光久[コイズミミツヒサ]
1947年生まれ。国学院大学経済学部卒業。農業・農村、少子高齢化をテーマに執筆、製作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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