内容説明
恐ろしい事件があったみたい…衝撃的なニュースにふれ、おびえる子どもへのケアは、きわめて現代的な課題です。巻末に大人向け解説付。
著者等紹介
シューマン,キャロル[シューマン,キャロル][Shuman,Carol]
行動医学専門の臨床心理学者。青少年や大人のための心理セラピストで、大学の教師、看護師、講演者、新聞コラムニストとしても活躍。バミューダ諸島に住む
ピロー,キャリー[ピロー,キャリー][Pillo,Cary]
ワシントン州キャスケード山脈近くの農場で生まれ育つ。小さい頃から絵を描きはじめ、“Tibby Tried It”(未訳)をはじめとして数々の絵本を描き、子どもの雑誌にもイラストを掲載している。夫、息子、犬のロケットとシアトルに住む
上田勢子[ウエダセイコ]
アムコーポレイション・アメリカ代表、カーメル写真センター理事。写真集や教育関連図書の企画・翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
40
衝撃的なニュースにふれ、必要以上に不安や恐怖に付きまとわれた子どもをどうケアするかは、極めて現代的な課題です。わたしはジェニー。お兄ちゃんのサムはふざけん坊。わたしをたくさん笑わせる。でも、今日のお兄ちゃんが笑っていない。学校は休みに。いつものテレビ番組もやっていない。パパもママもテレビを見続けている。わたしは、なんか怖いし、心配……。そこでパパは、何が起きたのかを、私たちに分かるように話してくれた――。子どもたちの、安心・信頼・愛情の伴った日常生活を取り戻すために、どのようなケアが必要かを伝える絵本。⇒2022/01/01