化学の物語
窒素の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 61p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784272405763
  • NDC分類 K435
  • Cコード C8343

内容説明

汚れた空気の正体は―それを知りたくて実験をくり返す科学者たち。植物を育てる肥料からダイナマイトの開発に至るサイエンス・ドキュメンタリー。

目次

第1章 はずかしがり屋の気体
第2章 窒素の発見(火薬の爆発;種類がちがう空気)
第3章 めずらしい結合(手がかりは窒素酸化物;奇妙なカップル;強制された結婚;元素の周期表)
第4章 生と死の窒素(植物のささげ物;生命の終わり)
第5章 窒素の爆発(爆薬工業;働く窒素;自然界の窒素の循環)

著者等紹介

フィッツジェラルド,カレン[フィッツジェラルド,カレン][Fitzgerald,Karen]
サイエンスライター。フランクリン・ワッツ社の編集者。「ザ・サイエンス」や「スペクトラム」など科学および技術関連誌の編集に携わる。「サイエンティフィック・アメリカ」「オムニ」「サイエンス・ワールド」など科学や技術の情報誌などに、記事を書いている。イリノイ大学で機械工学の学位を取得、ニューヨーク大学で科学および環境レポートの修士課程修了

竹内敬人[タケウチヨシト]
1934年生。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学大学院化学系研究科化学専門課程修士課程修了。理学博士。東京大学助手、助教授、教授を経て同大学名誉教授、神奈川大学理学部教授を経て同大学名誉教授。専門、化学、化学教育

藤田千枝[フジタチエ]
お茶の水女子大学理学部化学科卒業。科学、化学史、環境などについて、主に子どもの本を翻訳、著作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レイス

1
小中学生向けの本だった。でも、化学に無知なsfファンにはいい栄養になった。2018/09/30

aki

1
人類は「窒素の神」に感謝の祈りを捧げるべきじゃないか、と思える本。窒素化合物は人類に、さまざまな恩恵をもたらした。第1に硝石、ニトログリセリン、硝酸アンモニウムなどの化合物は「爆薬」の材料となった(ダイナマイトが有名)。第2に、アンモニア、硝酸アンモニウムなどの化合物は「肥料」となって、食料の増産を助けた。第3に、カフェイン、コカイン、ヘロイン、抗ヒスタミン剤、シアン化物などの化合物は薬品(毒物)となった。窒素ガスは化学反応を抑えるので、福島原発では水素爆発が起こらないよう格納容器内に注入されている2011/04/25

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