内容説明
戦争や内戦は多くの難民を生みだす!危険な戦場からのがれた人びとがあつまる難民キャンプとは。
目次
難民とは
長い内戦に踏みあらされた国(スーダン)
私たちは患者とともに(チェチェン)
「自由」への願い(リベリア)
難民キャンプ―人びとが暮らしはじめるために
住居―仮の住まい
食料と水―生きていくために
栄養失調を防ぐ
診療―さまざまな施設によって命を守る
地雷―おそろしい兵器
戦争を描く子どもたち
「国境なき医師団」といっしょになにができるだろう?
読者のみなさんへ
著者等紹介
早乙女勝元[サオトメカツモト]
東京都生まれ。作家。東京空襲を記録する会の推進力となり、東京大空襲の語り部となる
山本耕二[ヤマモトコウジ]
東京都生まれ。写真家。主にヨーロッパ、アメリカで取材・撮影をおこなっている
菊池好江[キクチヨシエ]
岩手県生まれ。日本子どもを守る会常任理事。紙芝居を演じる会ひょうしぎ会員。保育園、幼稚園、小・中学校などで紙芝居の実演をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ネコタ
28
シリーズ3冊目は難民になってしまった人たちへの支援について。スーダン、チェチェン、リベリアなど。難民キャンプでの生活の様子や、そこでの診療について。リベリアで難民となった人の話や子どもたちの描く戦争の絵なども紹介されている。難民については緒方貞子さんの本なども参照するとよい。2018/01/20
tomatobook
2
スーダンで小児科医として活動していた加藤さんの話。チェチェン難民の少年の笑顔の写真。リベリアで難民となった25歳男性と21歳女性の話。最終ページ、「なくならない地雷のことも含め、私たちがすべきことをいっしょに考えてみませんか。」2017/09/27
ネジとサビ
1
難民のことも、もっと勉強しなくっちゃ2019/01/30