内容説明
12歳のクレイグ少年は、児童労働反対を訴えてフリー・ザ・チルドレンを設立。8年間で世界35か国に広がり、350校の学校を建てた。
目次
はじまりは新聞記事
フリー・ザ・チルドレン誕生!
ぼくたちは子どもだけれど
ぼくの家族
自分の目で見たい
マザー・テレサとの出会い
心の傷がいえるまで
じゅうたん工場救出大作戦
ぼくたちは自由だ!
ナーグシールとの出会い〔ほか〕
著者等紹介
キールバーガー,クレイグ[キールバーガー,クレイグ][Kielburger,Craig]
子ども主体による子ども支援を行う国際協力団体としては世界最大のネットワークを持つ「フリー・ザ・チルドレン(FTC)」の創設者。最初の著書「Free the Children」は8カ国語に翻訳され、世界的に大きな反響を呼ぶ。日本では「僕たちは、自由だ!」(本の泉社刊)として2000年に出版。世界の子どもに関する問題について学校、宗教団体、そして国際会議の場において活発に発言している。2000年10月に初来日し、2002年には、(財)尾崎行雄記念財団より咢堂賞受賞者に選ばれ、12月に再来日を果す。現在トロント大学に在学中(21歳)
中島早苗[ナカジマサナエ]
1997年米国の環境保護団体でインターン中にFTCとクレイグ・キールバーガー氏に関する記事を雑誌で読みFTCのことを知る。帰国後FTCを日本に紹介するため仲間と1999年にFTC日本支部を設立。現在、事務局長として活動に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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april-cat
1
カナダの12歳の少年、クレイグは児童労働の実態を訴えていた少年が殺されたという新聞記事を読んで行動を起こします。クラスメートたちに世界で困難な状況にある子どもたちを助ける活動をするグループを作ろう、と訴えました。そうして出来たのがフリーザチルドレンという団体。児童労働、貧困、子ども兵士などの問題解決を働きかける団体で、今では世界30カ国にあるそうです。同時に、クレイグは、子どもは決して無力ではない、協力することで社会を変えることが出来るのだ、と訴えています。元気と力がもらえます。オススメです。2012/02/08
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