内容説明
どんな時代にも平和をもとめて行動した人たちがいる。暴力によらない方法で平和をもとめる道とは?現代に生きる私たちが、世代をこえて語り、考えあう絵本。
目次
戦争に反対したふたりの女性国会議員―ランキンとリー
しかえしの戦争に抗議した女子高校生―ケイティ・シエラ
最高裁で戦争批判の権利をみとめさせた―ティンカー兄妹
炎となってベトナム戦争に抗議した人―アリス・ハーズ
女性の平和運動を世界にひろげた人―ジェーン・アダムズ
非暴力で独立・自由・平等・平和の実現を―ガンジーとキング
3・1独立運動を支持した日本人―柳宗悦と石橋湛山
沖縄のガンジーとよばれた農民―阿波根昌鴻
子どもが戦車を見たことのない国を―フィゲレスとアリアス
国旗敬礼の強制は憲法に違反する―バーネット事件とジャクソン判事
ヒトラーに屈しなかった作家―エーリッヒ・ケストナー
兵役を拒否した日本人―矢部喜好・灯台社の人びと
平和へのひとすじ希望をうむ―イスラエルの高校生たち
核兵器をなくすために生涯をささげる―ケイト・デュース
「核の植民地支配」とたたかう―南太平洋の女性たち
世界がもし100人の村だったら―ドネラ・メトウズ
著者等紹介
目良誠二郎[メラセイジロウ]
1944年、福島県生まれ。東京大学教育学部卒。同大学院を中退して以来、東京の私立海城中・高等学校で社会科を担当。高校倫理の教科書(一橋出版)の編集・執筆にたずさわる
石井勉[イシイツトム]
1962年、千葉県佐原市生まれ。漆工芸、染色工芸を学び、絵本、挿絵に意欲的に取り組む
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