内容説明
あなたは、将来どんな仕事をしたいと思っていますか?本巻では、「女性用の仕事」「男性用の仕事」という区別はないということを述べました。男女とも、自由に職業を選ぶことができる力をつけてほしいのです。今までは、女の人は家庭を守り、男の人は家族を養うことがよいと思われていました。しかし、世界中の国々で、それはおかしいと思う人が増えています。あなたも性にとらわれず、自由に自分の人生を描いてください。本当に自分に合う仕事が見つかるといいですね。
目次
おとなになったらなにをする?
「女の仕事」「男の仕事」ってあるの?
こんなのへんかな?
女にしかできない仕事、男にしかできいない仕事ってあるの?
女に向いている仕事、男に向いている仕事ってあるんじゃない?
仕事のしかたを変えてみる
働くって楽しいこと?
いろいろなたのしさ
仕事への誇り
いろいろな働き方
賃金と資格
女の人はなぜおこっているの?
男の人はなぜつかれているの?
おかしいと気づいたら
子どもは働けないの?
ささえあって、働く
いってきます
著者等紹介
もりお勇[モリオユウ]
30歳ころ、小学館「週刊少年ビッグコミック」新人賞受賞。その直後、プログラマーの友人に誘われコンピューターゲームの企画開発会社を設立。数年間ゲームソフトの製作に従事。その後、イラストレーションに専念、現在に至る。最近はブックカバーのデザインなども手掛ける。また、WEBにも興味を持ち、自分のホームページを開きギャラリィーで作品を紹介している
朴木佳緒留[ホウノキカオル]
1949年生まれ。現在、神戸大学発達科学部教授。専門は教育学(男女平等教育、家庭科教育史)。著書に『「ジェンダー文化と学習」理論と方法』(明治図書)、『ジェンダー・エクィティを拓く家庭科』(共著、かもがわ出版)、『現代家族学習論』(共著、朝倉書店)、『性役割をのりこえて』(編著、ドメス出版)、『資料から見る戦後家庭科の歩み』(編著、学術図書出版)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
ヒラP@ehon.gohon