内容説明
これからの保育に必要な「学ぶ意欲」を育てる実践。
目次
1 なぜ、いま「乳幼児期の学び」が問われるのか(保育・幼児教育における「知的教育」への関心;いまの子どもたちの育ちの現状)
2 脳科学と乳幼児期の学習(「脳ブーム」と保育・子育て;脳科学が検証する早期教育の根拠)
3 「かしこさ」とは何か?―私たちの「学習」観を問い直す(「かしこさ」とは何か?;求められる子どもの見方の転換;世界のなかでの「学び」をとらえ直す)
4 子どもの学びを育む保育実践―ニュージーランドの「学びの物語」から学ぶ(新しい保育観の広がり;子どもの学びの意欲を育む;学ぶ力と可能性への信頼を基礎に子どもを見る;豊かな学びとは;子どもの学びを育む保育実践;「学びの物語」によるアセスメント(評価))
著者等紹介
鈴木佐喜子[スズキサキコ]
1951年東京生まれ。現在、東洋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takao
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2010年8月2日発行(初版)。10年ほど前の本だが、新刊で求めた。①なぜ、いま「乳幼児期の学び」が問われるのか、②脳科学と乳幼児期の学習、③「かしこさ」とは何か? 〜私たちの「学習」観を問い直す〜、④子どもの学びを育む保育実践 〜ニュージーランドの「学びの物語」から学ぶ〜、の4章から成る。幼児教育と保育の統一(?)が世界の流れであると以前読んだことがあるが、保育の中での「教育」をどう考えるかが課題になっているのだろう。「できる」「できない」ではない学習観の捉え直しが必要なことはよくわかった。2022/02/15
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