内容説明
子どもの突然死や事故。原因は何か、どう予防するか。
目次
1 揺さぶられっ子症候群と子どもの突然死(揺さぶられっ子症候群とは?;揺さぶられっ子症候群との出会い;揺さぶられっ子症候群の症例;原因と予防 ほか)
2 子どもの事故はなぜ起こるか(事故の多くは親の不注意や油断;年齢別事故の特徴;事故が起こる場所の特徴;誤飲事故 ほか)
著者等紹介
伊藤昌弘[イトウマサヒロ]
都立墨東病院小児科医長。1985年、島根医科大学卒業。東京医科歯科大学小児科、総合病院取手協同病院、都立豊島病院、都立府中療育センターを経て、1993年より現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
3
2003年7月18日発行(初版)。すでに20年近く前の出版。前半は「揺さぶられっ子症候群」と乳幼児突然死症候群(SIDS)の解説。著者は都立墨東病院救急救命室勤務(当時)で、小児科医長、救急車で運び込まれる子どもたちの多数の事例も紹介されている。後半は「子どもの事故はなぜ起こるか」。誤飲、溺水、熱中症、火傷、頭部外傷などについて、発生の原因や注意などが述べられている。幼い子どもたちの事故例が紹介されていて、中には死亡や、重篤な後遺症が残るケースなどがあり、その状況を思い描くのが辛くなる。2022/02/24
シダネル
0
子どもの事故、発達障害が残る例も多くおそろしいですね…2022/03/08