目次
1 発達保障としての指しゃぶり(動物にとって口とは何か;胎児のころから指しゃぶり;新生児の指しゃぶりの意味;指しゃぶりは自己刺激 ほか)
2 心理的課題をはらんだ指しゃぶり(固着した指しゃぶり;生まれつきの原因(生得因子)
育つ環境(養育因子)
心理的な原因(心理因子) ほか)
3 指しゃぶりをどう治すか(よく見られる対策;心理学的援助法;指しゃぶりを治さないで治す;不用意な禁止は子どもへの暴言 ほか)
著者等紹介
岩倉政城[イワクラマサキ]
1943年生まれ。1968年、東京歯科大学卒業。1973年、東京医科歯科大学大学院修了、東北大学赴任。1974年、宮城子どもの歯を守る会結成。1984年、東北大学大学院助教授、現在にいたる。著書に『たのしくむしばをへらす本』東京母親大会連絡会、『口からみた子育て』大月書店、『口を通した子どもの発達』芽ばえ社
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感想・レビュー
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トラママ
7
どっしり構えとけってことかな?でも、指吸いをやめさせたいんだよ!2015/01/13
まろ
3
3歳〜5歳くらいの間にやめられれば指しゃぶりは問題ではない。心理的な欲求で吸ってるというより、完全に気持ちよくて吸ってるパターンかな。大きくなっていろんな手遊びができる様になったら自然にやめられると考え、指しゃぶりを気にしない様にしよう。2016/05/27
ATSUSHI
0
前回読んだ子育てシリーズの中の指しゃぶりについての本です。乳児期の時点での関わり方がそのまま指しゃぶりに出るかどうか決まってくるようです。ただし、悪いのは指しゃぶりをしている本人以外にあるということが大事。 子育てに大事なことが書いてあるので子育て中のお母さんは是非。98ページという簡単に読める仕様ですよ。2013/05/11
宮尾 尚志
0
なるほど。子どもを受容し、子どもの自己肯定感を育み、そして何より子どもを愛し、夫婦仲良くする事が、指吸だけでなく育児問題全般の解決への近道なんですね。勉強になりました。そして反省したいと思います(^^;)2012/09/21