内容説明
子どもは本来、食べること、料理をつくることは大好きです。決してインスタントのものだけを求めてはいません。料理をつくりながら、素材についての知識を深め、その起源を知ったり、調理手法と調理科学の関係がわかったら、きっと目の輝きがちがってくることでしょう。いわゆる料理づくりだけの本ではないものを子どもたちにあたえることが、私たち家庭科教育を専門にしている教師たちの仕事だと思い、この本を編集したのです。
目次
ごはんでおやきをつくろう
ごはんでせんべいをつくろう
ごはんをいためてみよう
ごはんたきにチャレンジ
ごはんにのせて親子どんぶり
おかゆのつくり方
おしるこもできるよ
くらしのなかのわら
お国じまん―お米の郷土料理いろいろ
郷土料理をつくろう―いかめし・五平もち
お米をつくるの禁止?
ごはんは健康のもと〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
9
中学校図書館。このシリーズ、2色刷りでイラストも内容もちょっと古い。1987年発行ということは、自分が中学生の頃か! しかし、見ていてなんだかワクワクしてくるんだよね。おやきやひなあられ、自分でも作ってみたくなるし、間のちょっとしたコラムも「なるほど」と思いながら読める。お米にもっと親しみたくなる。 「米へんのつく字どれだけ読める?」も楽しく眺めた。粘、糊、粒、糖、…、粽、粳、糯、糘、…、???。変換候補に出てこない、いまはほぼ使われない字もあるのがちょっと寂しい。2025/06/25