内容説明
幼児期中期にあたる3歳、4歳の子どもたちの発達的特徴がくわしく述べられています。この時期に獲得される力を的確に診断する適切で簡便な方法が示されています。発達途上であらわれる障害の発見、また障害をもつ子どもの療育に役立ちます。大切な健診の充実と、発達的特徴をふまえた適切な保育や育児のために参考となります。
目次
3歳児の精
(出会いの渦;机上での課題;躍動の芽ばえ;社会性と自我)
3歳児のおかあさん
自制心の形成(「くせ」;2次元可逆操作の獲得;机上での課題の変化;社会性と自制心)
3歳から5歳未満の幼児の総合的検討
すこやかな発達のために
育児で大切なこと
3歳児、4歳児健診を実施されるかたへ
障害への対応と予後の指導