内容説明
『ぼくはジョナサン…エイズなの』のジョナサン君が結婚し、男児誕生!喜びの家族とここに至るまでの彼の波乱の歩みを描いた衝撃のドキュメント。
目次
ジョナサンの旅、死ななかった少年
産まれた時から死の宣告
いつも病気の赤ん坊
最悪のニュース
死んだ友だちからのプレゼント
人生の転換期
助けを求める声
親友はクラスの人気者
「大好きなママ」刑務所に入る
長い家路
秘密の発覚
「僕の赤ちゃん!最高!」
かなった誕生日の願い
スウィエン家を訪れた小さな奇跡―すべてのハンディを乗りこえて、コロラド州初のエイズ児に男児が誕生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
16
つい先日、ジョナサンの書籍「ぼくはジョナサン・エイズなの」を読んだが、この本を見つけ仰天。生きてるんだ…結婚…ええっ、奥さんも息子もエイズ感染してない!?…科学者が仰天するような現実にビックリ。そして、前回の本では語られなかった母の麻薬中毒…現在は父親の店でコックをしている彼の料理を拒む妻の家族…胸が痛みます。そもそもジョナサンが未熟児で生まれ血液製剤を使う羽目になったのは母親の薬物依存?「家族」がどこまで子供をむしばむかの石例を見てしまったようで悲しい。ジョナサン、毎日を楽しく、そしてずっと過ごしてね。2015/12/10
貧家ピー
4
未熟児で生まれた直後に受けた輸血で、HIVに感染。長くは生きることはできないと宣告を受けながら、子供を持つことができたジョナサン。病気と闘い、偏見とも闘いながら、ついには愛する家族を手にする。来日経験があるとのことだが、今まで知らなかった。2014/11/09