進学校の進路選択とジェンダー―高校生たちの描く未来

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進学校の進路選択とジェンダー―高校生たちの描く未来

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272350650
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

大学に進学することを「当然」とする進学校でも、ジェンダー・地域・保護者との関係などにより、その進路決定には格差が存在する。全国18の進学校に通う高校生男女へのインタビュー調査から、進路選択のメカニズムに迫る。

◆目 次

序 章 進学校における男女の進路選択はどのように異なるのだろうか(打越文弥)

第1章 「超進学校」における進路選択の男女差(黒木禎子・打越文弥・徳安慧一)

第2章 最難関大学志望者にとっての「浪人」とジェンダー――保護者との意思決定モデルに着目して(福島由依)

第3章 進路選択のジェンダー差における性役割意識を再考する――親の意見に着目して(佐伯厘咲)

第4章 東北地方からの(超)難関大学進学はどのように正当化されるのか?(朝比奈祐揮)

第5章 高校生の進路選択に対するメディアの影響(本田由紀・打越文弥)

おわりに――本研究から何がわかったのか(打越文弥)



【目次】

◆目 次

序 章 進学校における男女の進路選択はどのように異なるのだろうか(打越文弥)

第1章 「超進学校」における進路選択の男女差(黒木禎子・打越文弥・徳安慧一)

第2章 最難関大学志望者にとっての「浪人」とジェンダー――保護者との関係における意思決定モデルに着目して(福島由依)

第3章 進路選択のジェンダー差における性役割意識を再考する――親の意見に着目して(佐伯厘咲)

第4章 東北からの(超)難関大学進学はいかに正当化されるのか?(朝比奈祐揮)

第5章 高校生の進路選択に対するメディアの影響(本田由紀・打越文弥)

おわりに――本研究から何がわかったのか(打越文弥)

内容説明

その大学を選んだのは、なぜ?全国18の進学校・129人の高校生へのインタビュー調査から浮かび上がる「いい学校、いい会社、いい人生」では括れない進学・就職観のジェンダー差。

目次

序章 進学校における男女の進路選択はどのように異なるのだろうか
第1章 「超進学校」における進路選択の男女差
第2章 最難関大学志望者にとっての「浪人」とジェンダー―保護者との関係における意思決定モデルに着目して
第3章 進路選択のジェンダー差における性役割意識を再考する―親の意見に着目して
第4章 東北からの(超)難関大学進学はいかに正当化されるのか?
第5章 高校生の進路選択に対するメディアの影響
おわりに―本研究から何がわかったのか

著者等紹介

打越文弥[ウチコシフミヤ]
1990年生まれ。ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所ハーバードアカデミー・アカデミースカラー

本田由紀[ホンダユキ]
1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

お抹茶

4
高校生や高校教諭へのインタビューを通し,最難関大志望者の理由や浪人の有無などジェンダー差を分析。二番手校では,一番手校と同じく上を目指す進路指導を行っても,保護者と生徒との間の希望の差異に苦労したり,ジェンダー規範に基づいた進路指導になっていたりする。女子は,性別に基づく進路選択を直接的に強制していなくても,自身の気づかない間に大学の選択肢を狭めてしまっていると考えられる。女子は,将来の夢が家族や地域社会との繋がりを通じた内面的な自己充足の実現に繋がりやすく,ジェンダー化されたロールモデルが見られる。2025/12/17

おこげ

1
日本ではより高偏差値の大学を目指す選択が社会・経済的リターンの観点から合理的な進路選択と考えられてきた。本書では高校三年生へのインタビューを分析し、そうした見方は進学校の男子の進路選択をよく説明できる一方、高校が地域の一番手校か二番手校か、男子か女子か、都市部か地方かにより進路選択のあり方が多様性に富むことを明らかにしていて面白かった。 特に女子の「大学生活重視の大学選択」や保護者との関係が「報告モデル」ではなく「相談モデル」であることが難関大学における女子比率の低さを生む一要因という指摘は特に興味深い。2025/11/27

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