ケア宣言―相互依存の政治へ

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ケア宣言―相互依存の政治へ

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  • サイズ 46判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272350483
  • NDC分類 364
  • Cコード C0036

出版社内容情報

コロナ禍は、ケア実践やケア労働の重要性と、それを疎かにしてきた社会のあり方をあらわにした。ケアの概念を手がかりに、家族、コミュニティ、国家、経済、そして世界と地球環境の危機を解明し、ケアに満ちた対案を構想する。

内容説明

コロナ禍は、ケア実践やケア労働の重要性と、それを疎かにしてきた社会のあり方をあらわにした。家族、コミュニティ、国家、経済、そして世界と地球環境の危機を解明し、ケアを中心に据えた対案を構想する。

目次

序章 ケアを顧みないことの支配
第1章 ケアに満ちた政治
第2章 ケアに満ちた親族関係
第3章 ケアに満ちたコミュニティ
第4章 ケアに満ちた国家
第5章 ケアに満ちた経済
第6章 世界へのケア

著者等紹介

岡野八代[オカノヤヨ]
1967年生まれ。同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授。専攻は西洋政治思想史、現代政治理論

冨岡薫[トミオカカオル]
1993年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻後期博士課程。国立研究開発法人国立がん研究センター社会と健康研究センター生命倫理・医事法研究部特任研究員。専攻はケアの倫理と生命倫理・研究倫理

武田宏子[タケダヒロコ]
1968年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科教授。専攻は政治社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buuupuuu

11
現代社会では、ケアを必要とする人に与えられず、ケアに従事する人は低い評価しか与えられない。資本主義的な価値観では、自立した強い人間が求められている。しかし実際には人は傷つきやすく、相互に依存している。それを認識し、負担を一部の人達に強いるのではなく、誰もがケアしあえるように支援する社会を作らなくてはならない。そのような「ユニバーサルケア」の観点から、家族、コミュニティ、国家、経済について代替案が提示される。ケアを行う家族的な関係はもっと多様であっていいし、民営化され商品化された共有物は取り戻すべきである。2021/09/05

koke

10
コロナ以降、文壇を席巻したケアというテーマ。ずっと分かるような分からないような気がしていた。ケアが大事…それは、そうだよなと。本書を読んでいる間ももやもやは続いていたが、解説まで読んで少し腑に落ちた。著者らがケアを語る文脈には、実は倫理と社会制度の二面がある。おまけに家族から国家、果ては地球までの階層がある。それらを自由に行き来して語るから、分かるような分からないような話になるわけだ。果たして倫理が先が、社会制度が先が。それは分からないが、懇切丁寧な解説と注だけでも本書には読む価値がある。2022/02/24

Bevel

5
それぞれ俗流の、ケアとマルクス(ないしポストケインジアン)を掛け算したもので、雑なものに雑なものをかけて、雑な見通しを出すという感じにどうしても見えてしまう。運動家が手当たり次第に材料を集めて書いてみたけど、俯瞰できてない、煮詰まっていないみたいな。才能のある人を盛り上げることはできるのかもしれないけど、やる気のない私は冷ややかな気持ちになる。たぶん私に宛てた本ではなかったのだろう。。2022/04/04

3
自分自身のケアも難しい状況で他人のケアは難しいというと(p7)や、富裕層が自分の行為能力に疑いをもたず、ケアしてくれることを支配している限り、依存は隠蔽される(p40)は、本当にそう。ここら辺を読んでいて、『99%のためのフェミニズム宣言』と似ている問題意識の本だと思った。レヴィナスやデリダよく見るので、概要であれ議論がまとめられていたのは良かった(p67)。 「無差別のケア」(p72)は再生産労働の不可視化との繋がり、バルネラビリティや障害の社会モデルとかも思い出した。訳者あとがきも良かった。2022/03/18

almond

2
感染症拡大でそれぞれの仕事の重要度が揺らいだ。私たちの生活を支えているのはケアで、というか、元々あらゆる活動はケアのために始まったのではないか。全ての人は誰かに何かに依存している。新自由主義や新保守主義が私たちの考え方まで変えたのなら、それを私たちは変えられる。まずは人は弱いと理解するところから始める。訳者解説では、ケアの倫理の起源、ギリガンから紹介している。「責任と関係性を中心に捉える「ケア」は、単に優しく温かで、愛の溢れる理想的なものではない」。ケアは決して女性に特有のものではない。2022/05/13

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