ジェンダー視点から戦後史を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272350322
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0021

内容説明

歴史認識においてジェンダー視点をもち、その視点から戦後史を捉えなおすとどんな課題があるか。8つのテーマから、それぞれに内包されるジェンダー問題とは何かを学際的に解明した意欲的労作。各分野の第一線研究者による集団的成果。

目次

はじめに―ジェンダー視点から戦後史を読むということ
第1章 憲法制定過程・民法改正過程とジェンダー
第2章 日本国憲法と教育基本法下のジェンダー平等教育―学校教育を中心に
第3章 戦後労働史とジェンダー―賃金・雇用・労働運動をめぐって
第4章 性・生殖・セクシュアリティと人権の可能性
第5章 地域社会の変容とジェンダー
第6章 戦争の体験・記憶・認識とジェンダー
第7章 平和とジェンダー―「男性支配の暴力」から「女性参加の平和」へ
第8章 ジェンダー視点が切り拓く人間関係論と戦後民主主義―近代批判から両性の平等・反戦平和を考える

著者等紹介

米田佐代子[ヨネダサヨコ]
1934年生まれ。NPO平塚らいてうの会会長。らいてうの家館長。日本近現代女性史

大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年生まれ。早稲田大学文学部教授。日本近現代史

山科三郎[ヤマシナサブロウ]
1933年生まれ。東京唯物論研究会会員。哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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