出版社内容情報
いまだ潜在的被害者が残されている水俣病。原告団長・大石利生の半生、被害者や弁護団の闘いの到達点から歴史的課題を解明する。
はじめに(園田昭人)
第1部 大石利生のたたかい――すべての被害者の救済を求めて(矢吹紀人)
プロローグ 雨のなかの座り込み
1 患者自身の言葉で語れ
2 水俣で生まれ育って
3 なぜもっと早く水俣病と
4 「あたう限りの救済」とは何か
5 たたかいは終わらない
エピローグ ミナマタを未来へ
第2部 水俣病被害者のたたかいと未来への責任
1 水俣病救済を求める被害者たちのたたかい
(一)被害者とともにたたかって(中山裕二)
(二)先人たちのたたかいを引き継いで(瀧本忠)
2 【座談会】今日の水俣病裁判の課題と展望(板井優・園田昭人・尾崎俊之・徳井義幸)
3 水俣病特措法について――苦い追憶をも込めて(松野信夫)
4 水俣条約から水銀汚染をめぐるチッソや行政の責任を考える(森?和)
おわりに(元島市朗)
水俣病不知火患者会[ミナマタビョウシラヌイカンジャカイ]
編集
矢吹 紀人[ヤブキ トシヒト]
著・文・その他
目次
第1部 大石利生のたたかい―すべての被害者の救済を求めて(雨のなかの座り込み;患者自身の言葉で語れ;水俣で生まれ育って;なぜもっと早く水俣病と;「あたう限りの救済」とは何か ほか)
第2部 水俣病被害者のたたかいと未来への責任(水俣病救済を求める被害者たちのたたかい;“座談会”今日の水俣病裁判の課題と展望(板井優・園田昭人・尾崎俊之・徳井義幸)
水俣病特措法について―苦い追憶をも込めて(松野信夫)
水俣条約から水銀汚染をめぐるチッソや行政の責任を考える(森徳和))
著者等紹介
矢吹紀人[ヤブキトシヒト]
1953年生まれ。ルポライター。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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