出版社内容情報
普天間基地の代替施設として巨大な基地が建設されようとする沖縄・辺野古。圧倒的な国家の力に立ち向かう人々の姿を描く待望の単著。
2015年7月、新作「戦場ぬ止み」全国で公開予定!
映画「標的の村」で注目を集める著者の待望の著書です。
戦後70年、いまだ「戦時」を強いられる沖縄に真の平和を――。普天間基地の代替施設として、世界有数のサンゴ礁を埋め巨大な基地が建設されようとする沖縄・辺野古。圧倒的な国家の力に立ち向かう人々の姿を描く待望の単著。
プロローグ
1 この国の「戦争を許さない闘い」の最前線
2 「命に代えても」沖縄戦を生き延びたおばあたちの思い
3 「もはや戦場だ」ついに辺野古は包囲された
4 「標的の村」高江のいま
5 いつかはわかりあえる日がくると信じたい
6 統一地方選で示された「不屈」の精神
7 沖縄の抵抗するリーダーを歓迎しない中央メディア
8 「オール沖縄」の熱狂の陰で
9 海人(うみんちゅ)の尊厳を奪いつづける国――ある漁師の肖像
10 この子たちの目に宿る尊厳は奪えない
11 増幅する悪意の言葉と沖縄
12 還らぬ人となったS船長へ
13 表現者たちの闘い
14 「戦場にとどめを」県知事選にかけた思い
15 生命のホットスポット、大浦湾
16 敗者は暴走する安倍政権
17 知事選から2日で潰された民意
18 文子おばあのブローチ
19 日本一恥ずかしい知事
20 「ゾンビ議員」全員当選の怪
21 素顔の辺野古――55年間基地とともに生きた集落
22 それからの辺野古と「島ぐるみ闘争」のゆくえ(書き下ろし)
おわりに
【著者紹介】
ジャーナリスト、映画監督。元琉球朝日放送(QAB)アナウンサー。毎日放送をへて95年のQAB開局からキャスターを務める。2012年の監督作品「標的の村」が反響を呼び、劇場映画として公開。キネマ旬報文化映画部門1位、高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭監督協会賞・市民賞など17の賞を獲得。2014年にQABを退職、新作「戦場ぬ止み」を今年7月に公開予定。
内容説明
沖縄に「戦後」はいつ訪れるのか―。平和への願いと豊かな海を圧し潰し、基地建設が強行される最前線で日々綴られた怒りと哀しみ、そして人々の誇り。「標的の村」を上まわる衝撃のドキュメンタリー撮影記。
目次
この国の「戦争を許さない闘い」の最前線
「命に代えても」沖縄戦を生き延びたおばあたちの思い
「もはや戦場だ」ついに辺野古は包囲された
「標的の村」高江のいま
いつかはわかりあえる日がくると信じたい
統一地方選で示された「不屈」の精神
沖縄の抵抗するリーダーを歓迎しない中央メディア
「オール沖縄」の熱狂の陰で
海人の尊厳を奪いつづける国―ある漁師の肖像
この子たちの目に宿る尊厳は奪えない〔ほか〕
著者等紹介
三上智恵[ミカミチエ]
ジャーナリスト、映画監督。元琉球朝日放送(QAB)アナウンサー。毎日放送をへて、1995年のQAB開局からキャスターを務める。2012年の監督作品『標的の村』が反響を呼び、劇場映画として公開。キネマ旬報文化映画部門1位、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル大賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭監督協会賞・市民賞など17の賞を獲得。2014年にQABを退職後、第1作となる『戦場ぬ止み』を2015年5月に公開。成城大学および沖縄国際大学大学院で沖縄民俗学(シャーマニズム)を専攻し、現在も沖縄国際大学で非常勤講師を務めながらフィールドワークを継続している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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