出版社内容情報
代表や統一要求をもたず、直接民主主義を実践する「占拠」運動はどのように生まれたのか。新たな革命の時代のうねりを活写する。
【著者紹介】
「ウォール街を占拠せよ」の参加者の中で本書執筆のために結成されたグループ。作家、研究者、芸術家、活動家など約60名で構成される。
内容説明
「タハリール体験の準備はいいかい?」―世界各地の蜂起に呼応し、資本主義の中枢で起こった「占拠」。直接民主主義の時代の到来を告げ、さらに展開する運動の担い手自身が語り記したインサイド・ストーリー。
目次
序文
はじまり
占拠の誕生
ジェネラル・アセンブリー
ブルックリン橋
60ウォール・ストリート
学生運動と労働組合
広場での生活
占拠の防衛
ポキュパイ―有色人たちの占拠運動〔ほか〕
著者等紹介
芦原省一[アシハラセイイチ]
2011年10月、ナオミ・クラインのスピーチ「ウォール街を占拠せよ:今世界でもっとも重要なこと」の日本語訳をインターネット上に公開して活動を開始。同訳は短期間に多数の読者に読まれ、朝日新聞「論壇時評」でも紹介。占拠運動の翻訳を軸に、その活動は現在も進行中、生成中
高祖岩三郎[コウソイワサブロウ]
翻訳家、批評家。ニューヨーク在住。ウォール街占拠運動にはその当初から参画している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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