内容説明
労働がキツイ、生活がヤバイ、孤立がツライ、世の中オカシイ。クビ切り・生活保護からサウンドデモまで。
目次
1章 働く(いきなりクビ!と言われたら―解雇・雇い止めのとき、まずやるべきこと;「売り上げが落ちたから解雇」ってアリ?―経営悪化の責任を労働者にとらせるな! ほか)
2章 生きのびる(生活を立てなおす(生活保護ってこんな制度;生活保護申請から支給開始まで)
生きのびるために使ってみよう―生活保護以外の諸制度 ほか)
3章 仲間とつながる(労働組合という武器の使い方―団結する、団体交渉する、団体行動する(基礎編)
立ちあがれば勝てる!―団結する、団体交渉する、団体行動する(応用編) ほか)
4章 ステップアップ(万国の労働者、休め!―メーデーをはじめよう;共同妄想で分断を超える―正規・非正規、世代、性、国籍etc.を越えて ほか)
著者等紹介
清水直子[シミズナオコ]
1973年東京都生まれ。フリーライター。フリーター全般労働組合執行委員長(2008年度~)
園良太[ソノリョウタ]
1981年東京都生まれ。フリーター全般労働組合組合員。大学で社会学を学びながらイラク反戦デモなどに参加。卒業後フリーターを経て編集プロダクション「ワーカーズコープアスラン」に就職→解散。現在、求職中。「反戦と抵抗のフェスタ」「麻生を倒せ!ないかくだとう」「憲法カフェ」でも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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めがねまる
9
第2章までにフリーター全般労働組合が紹介される。派遣切りや賃金不払いへの対処方法、居住の確保、生活保護申請方法が詳細に書かれており、まさに生存のためのハンドブック。第3章では1人から入れるフリーター全般労働組合の協力により、最低限の生活を守る活動内容、第4章では貧困から生まれる生きづらさを、市民運動で声をあげなんとかしていこうと呼びかける。押しつけがましくて、サラッとしているが、どうにもならない現実をどうにかしたいと思えてくる力のある本だ。2015/11/07
de sang-froid
1
派遣で働いていて今困っている、会社と交渉したい、デモの仕方、など11人のフリーター労組関係者ら+2人の編著による多彩な内容。生活に大きな影響を与える地味な法律の改正に関して、もっと敏感でいなくてはならない。そのためには常に多くの人々が興味を持ち続ける必要がある。2009/09/07
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- 和書
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