内容説明
子どもがくれた著者の履歴書。子どもと共に生きることによって、生かされてきた一人の人間の記録である。
目次
おかん
ぶぶぶでにっぽんごいわれへん
『きりん』の時代
殺戮と子ども
著者等紹介
灰谷健次郎[ハイタニケンジロウ]
1934年神戸生まれ。1956年大阪学芸大学(現・大阪教育大学)卒業後、神戸市の小学校教員となる。詩誌『輪』同人、児童詩誌『きりん』の編集を手伝う。1972年「それまでの生きかたを続けることができない」として、教員をやめアジア・沖縄を歩く。1974年『兎の眼』(理論社)を発表。1978年『太陽の子』(理論社)を発表し、前著とともに1979年第一回「路傍の石文学賞」を受賞する。1980年より一〇年間淡路島に移り住む。その後、沖縄・渡嘉敷島に拠点を移し作家活動を続けている
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