目次
第1部 障害者(障害者の基本的権利と社会参加の法構造;障害者の人として生きる権利の法体系―障害者の範囲・権利宣言・基本法制・主権者的参加権;障害者の権利保障強化のために;心身障害者対策基本法;障害者基本法の性格と問題―障害者の権利の視点から;人として生きる権利と障害児・者施設の費用徴収問題;年金は私たちの権利―権利としての年金制度といえるために)
第2部 患者(健康権と社会保障;患者を拒否する指定医療機関制度―パイプかシャッターか;国民健康保険(国保)保険料(税)滞納者への制裁措置法制化の問題点
公費医療からみた「健康権」
生存権と医療生協―生協規則、特に員外利用禁止の不当性について
病院給食の医療保障外しは重大な人権問題)
第3部 高齢者(社会保障理念と責任回避の教説;権利としての社会保障からみた老人保健施設;老人福祉と費用負担―老人福祉施設における費用徴収問題を中心に;人権としての社会保障の確立のために;老人ホーム個室化と高齢者の人権)
著者等紹介
小川政亮[オガワマサアキ]
1920年東京に生まれる。1941年東京帝国大学法学部卒業。1942年軍隊(近衛歩兵、陸軍予備士官学校ほか)所属。1947年日本社会事業専門学校主事(のち教授)、日本社会事業協会社会事業研究所所員。1950年学制改革に伴い日本社会事業短期大学助教授。1958年学制改革に伴い日本社会事業大学助教授(のち教授)。1980年金沢大学法学部教授。1985年日本福祉大学社会福祉学部教授。1990年退職。1993年埼玉大学教育学部非常勤講師(2001年退職)。現在、日本社会事業大学名誉教授、全国老人福祉問題研究会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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