内容説明
空前の言論弾圧法案を徹底解剖。今なぜ国家秘密法か?中曽根体制の弱点は?本書は戦前・戦後の言論抑圧の歴史を掘り起こしつつ、今回の国家秘密法案の狙いと手口を鮮やかにあばく。
目次
第1部 国家秘密法案の解剖(国家秘密法案の登場;国家秘密法案のパラドックス;国家秘密法案反対運動の展開;国家秘密法・自民党修正案;裁判における国家秘密の認定)
第2部 国家秘密法体制への始動(安全保障会議の意味するもの;警察の現況と国家秘密法制)
第3部 戦争と国家秘密(南京大虐殺―1937年の国家秘密;戦時下の国家秘密法論議)
エピローグ 核時代の国家秘密法
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