台湾がめざす民主主義―強権中国への対立軸

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台湾がめざす民主主義―強権中国への対立軸

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272211265
  • NDC分類 312.224
  • Cコード C0031

出版社内容情報

コロナ感染症への迅速な対策、「台湾有事」回避への柔軟な姿勢――。注目度が高まる台湾の透明な行政と市民参加、多様性はいかに形成されたのか。オードリー・タン氏の歩みと重ね台湾の民主主義の姿を中国・香港との緊張関係とともに描く。

[目次]

第1章 台湾が直面する中国の脅威
1 「アジアの孤児」――台湾の悲哀 
2 「台湾有事」の可能性 
3 中国版「ハイブリッド戦」と台湾の対抗戦略
topic 台湾のメディア事情

第2章 オードリー・タンの軌跡――民主主義の進展とともに歩む
1 「強制から解放されたアナーキズム」をめざして
2  コロナ対策で際立った透明な行政への信頼――オードリー・タン氏に聞く
3 子どもの特性を尊重する大切さを親として学ぶ――タン氏の父・唐光華さんに聞く
topic 台湾の教育に芽生える変化――実験学校の挑戦

第3章 台湾がめざす民主主義のかたち――透明性と市民参加
1 市民の信頼を培う「ガラス張りの行政」
2 社会を前進させていく若者の政治参加
3 ジェンダー平等の政治が社会を変える――「クオータ制」実施から女性議員4割へ
4 市民の声で変わる政治――民意を反映させるシステムの構築
5 アジア初の同性婚の法制化――ジェンダー平等への意識の変化
topic 原住民族の権利回復と差別の現在

第4章 台湾の民主主義のゆくえ――香港「国安法」の波紋のなかで
1 台湾「ひまわり学生運動」と香港「雨傘運動」――民主を求める二つの運動の明暗
2 香港政府への抗議デモが強めた二人の絆――ある若いカップルのたどった日々
3 国安法がもたらした心の傷と分断
4 国安法と仕事との狭間で苦しむ人々――脅かされる日常
5 加速する経済の「中国化」――国際金融センター香港の黄昏
6 押しつぶされる自由――報道・表現・宗教
7 国安法に立ち向かう、新たな民主化運動の模索


内容説明

知られざる民主主義先進地・台湾。ひまわり学生運動、高い投票率、同性婚、クオータ制の導入…その歩みは、私たちがめざすべき社会の方向性を示している。

目次

第1章 台湾が直面する中国の脅威(「アジアの孤児」―台湾の悲哀;「台湾有事」の可能性 ほか)
第2章 オードリー・タンの軌跡―民主主義の進展とともに歩む(「強制から解放されたアナーキズム」をめざして;コロナ対策で際立った透明な行政への信頼―オードリー・タン氏に聞く ほか)
第3章 台湾がめざす民主主義のかたち―透明性と市民参加(市民の信頼を培う「ガラス張りの行政」;社会を前進させていく若者の政治参加 ほか)
第4章 台湾の民主主義のゆくえ―香港「国安法」の波紋のなかで(台湾「ひまわり学生運動」と香港「雨傘運動」―民主を求める二つの運動の明暗;香港政府への抗議デモが強めた二人の絆―ある若いカップルのたどった日々 ほか)

著者等紹介

石田耕一郎[イシダコウイチロウ]
1997年、大阪外国語大学中国語学科を卒業し、朝日新聞社に入社。主に大阪・東京社会部の事件記者として、兵庫県警や大阪府警、東京地検特捜部などを担当。中国・清華大学国際問題研究所に留学後、瀋陽支局長、政治部の自民党担当などを経て、2020年9月から台北支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

9
オードリータンの横顔が紹介されていた為、初めて彼について詳しく知る事が出来ました。台北市の鳥来(ウーライ)に革新的な小学校を開設された事は初耳。ここには以前確か山の中に八民族博物館が(現在は泰雅民族博物館と名称変更!?)こんな山奥に学校とは正直驚きました。しかし、紹介された学校の”内容”が素晴らしい、台北から30㌔近く離れています。その驚きの内容の1つ、給食は児童の両親が毎日交代で生徒・教師合わせて100人分を作るという…これだけでもド肝を抜かれました。民主化台湾の逞しさからまったく目が離せなくなりそう…2024/11/26

ののまる

8
現在の状況もよくわかる。台湾で発行された、香港・台湾・天安門事件の亡命リーダーなどが再集結した季刊誌『如水』がすごく読みたい。どっかで入手できないだろうか。2022/07/11

つまみ食い

4
日本でも有名なオードリー・タンを産んだ台湾の教育環境(もっともその負の側面とタンは戦った訳だが)の変化や、インターネットを活用した民主主義の可能性など、日本が学ぶべき台湾のここ数十年の社会が語られている2022/07/06

お抹茶

2
葵政権は,陳水扁の脱中国化政策で不信感を抱いたアメリカが対中協調路線に転換した反省から,現状維持を対中政策の柱としながら史上最良と言える対米関係を築いた。オードリー・タンの半生やコロナ対策に大きな効果のあったデジタル政策の考え方・柔軟な対応も取り上げる。また,土台となる市民社会のうねりとして,女性の政治進出,同性婚合法化を取材。香港の国安法にも一章を当て,若者をはじめ台湾人がいかに危機感を持って香港の現実を見ているかもわかる。台湾の住民投票の結果は行政の動きを法的に拘束する。2023/12/31

RED

2
面白かった。政治の話ができるって幸せなんだ。 それが、段々思想の自由も創作の自由も奪われていって、愚昧な民の増産の為にしか使われなくなる。 台湾の民主主義がすごいと感心している場合では無いのだと感じた。それに、台湾が民主化のために設けたいくつかのシステムは、考えてみれば当たり前にあるべきもので、日本に無いのがおかしいんだ。 ファクトチェックのサイトを開きたいな。それか参加したい。 ウクライナへの戦争も、中国の進出も、こんなに深刻な問題だったなんて知らなかった。2023/02/02

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