出版社内容情報
60年安保、革新自治体の誕生など、高度成長期に高揚した社会運動を多面的に分析し、その主体形成や民主主義的な成熟を分析する。
【著者紹介】
大阪市立大学名誉教授
内容説明
60年安保、革新自治体の誕生など、高度成長期に高揚した社会運動を多面的に分析し、その主体形成や民主主義的な成熟を分析する。
目次
1 高度成長期の社会運動史の中心課題(高度成長期の社会運動史の方法と課題;六〇年安保闘争史研究の意義と課題―研究史を中心に;高度成長期の労働組合運動の社会的意味;「革新自治体」論の課題について)
2 高度成長期における社会運動の展開(一九六〇年代前半における地域共闘の展開―和泉市山手中「学テ闘争」を中心に;石川・宮森小ジェット機墜落事件に対する補償問題の展開―戦後沖縄における人権擁護運動の転機として;空襲・戦災を記録する運動のはじまりに在ったもの―横浜の空襲を記録する会の初期の活動から;一九六〇年代の保育問題研究活動;大阪府夜学生演劇集団(府夜演)小史―高度成長期学生文化運動の一断面)
著者等紹介
広川禎秀[ヒロカワタダヒデ]
大阪市立大学名誉教授
山田敬男[ヤマダタカオ]
労働者教育協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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