内容説明
宇宙を制する者は地球を制す―「上からのグローバリゼーション」=惑星化戦略が戦争とテロを引き起こすしくみと背景を探る。
目次
第1部 冷戦期のアメリカ―修正帝国主義の時代(「冷戦」とは何であったか;グローバリゼーションの軍事的起源;冷戦期の核軍拡は、経済競争力を衰退させた)
第2部 ポスト「封じこめ」戦略を求めて―新自由主義的グローバリゼーションの時代(クリントン政権の覇権復活の戦略;「軍事の革命」の意味;軍事技術の商業世界への開放 ほか)
第3部 新たな「地球戦争」を始めたブッシュ政権―帝国主義的グローバリゼーションの時代(ブッシュ政権誕生の意味;アフガン・イラク戦争の発動;宇宙を舞台にした核戦争か―第三世代の核兵器の開発へ ほか)
どちらの道を選ぶべきか
著者等紹介
藤岡惇[フジオカアツシ]
立命館大学経済学部教授。1947年京都市に生まれる。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。アメリカ経済論、平和の経済学を担当し、エコロジーと人間を中心においた経済システムを探っている。また、国際NGOの「宇宙への兵器と核の配備を考える地球ネット」のアドバイザー、立命館大学国際平和ミュージアム・メディア資料セクター長をつとめ、宇宙と核の覇権めざすアメリカを「草の根」の目線で追跡している
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