内容説明
衰退するアメリカと勃興する独仏、それに中国。こうした世界資本主義の不均等発展が「世界の再分割」を不可避としている。戦争の時代の到来の背景に、こうした事情を読み取らなければならない。
目次
1 アメリカ衰退過程の軍事的帝国主義(アメリカ衰退過程の軍事的帝国主義;戦争に向かわせるアメリカの国民意識;戦争国家の経済的基礎 ほか)
2 グローバリゼーション論から帝国主義論へ(帝国主義時代としての現在;帝国主義論としてのグローバリゼーション論;グローバリゼーション論から帝国主義論へ)
3 「アジアの世紀」のわれわれの課題(東アジアにおける衰退国家の帝国主義同盟;北朝鮮経済と中韓の役割;中国脅威論と民族的障壁の克服)
著者等紹介
大西広[オオニシヒロシ]
京都大学大学院経済学研究科・教授。1956年京都府生まれ。京都大学大学院修了。経済学博士。(1)認識論、(2)応用計量経済学、(3)マルクス経済学の分野で活躍。レーニン『帝国主義論』型の環太平洋計量経済モデルを構築。レーニン型のみならず諸国経済の長期法則の計量モデル化に取り組んでいる。本書は、この枠組みとアメリカ、中国、インドネシアなどでの幅広い海外体験をもとに書かれた。最近では、マルクス=新古典派的な理論モデルの構築も手がけている
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