内容説明
危機が叫ばれ、存在が問われつづけられている「生協」。復活・再生のプランを提起。困難を分析し先進的な事例から学ぶ。
目次
第１章 １９９０年代日本における生協運動の動向―生協運動と『レイドロー報告』（「日本型生協モデル」の展開と終焉；『レイドロー報告』と生協運動 ほか）
第２章 生協経営の危機と経営改革（１９９０年代生協の組織と事業；生協事業の展開 ほか）
第３章 現代消費社会と新しい協同運動（協同の衰退と協同への願い；「自分さがし」の時代と協同運動 ほか）
第４章 「公正な事業体」をめざして―２１世紀の生協事業とガバナンス（生協危機の時代―協同組合は使命を終えたのか；組合員を中心に―日本の生協の取り組み ほか）
第５章 福祉社会と生協運動（「福祉国家体制の破局」と「福祉社会」；アマーティア・セン教授の「協同組合論」 ほか）
