マルクス自身の手による資本論入門

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マルクス自身の手による資本論入門

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784272111145
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0033

内容説明

生前、マルクス自身が改訂・加筆をおこなった唯一の『資本論』の入門・解説書。1873年、ドイツ社会民主労働者党の活動家モストは、獄中で『資本論』第一巻を抜粋しながら平易化した『資本と労働―カール・マルクス著『資本論』のわかるダイジェスト』をつくった。1875年、同党の指導者リープクネヒトは、マルクスにこの本の改訂を依頼。これをうけてマルクスは、労働者たちにも理解しやすいよう『資本論』引用部分の書きかえや、多くの書き下ろしを加え、大幅な改訂を行なった。こうして刊行された第二版が本書のもととなっており、マルクス自身が『資本論』の要点をより広い読者へ向けて説明した類例のない入門・解説書である。『資本論』引用部分もすべて新訳、わかりやすい解説を加えた「『資本論』入門」の決定版。

目次

商品と貨幣
資本と労働
資本主義的生産の基礎
労働日
協業と分業
大工業
工場制度発展の諸結果
労賃
資本の再生産過程と蓄積過程
資本主義的人口法則
資本主義的過剰人口のさまざまの形態―大衆の窮乏
現代の資本の起源

著者等紹介

モスト,ヨハン[モスト,ヨハン][Most,Johann]
1846‐1906。1871年、25歳でドイツ社会民主労働者党に入党、熱心な宣伝・煽動の活動家として活動。72年に激しい反戦デモンストレーションを組織して逮捕され、獄中で、『資本論』第一巻を抜粋しながら平易化した『資本と労働―カール・マルクス著『資本論』のわかるダイジェスト』をつくった

マルクス,カール[マルクス,カール][Marx,Karl]
1818‐1883

大谷禎之介[オオタニテイノスケ]
1934年生まれ。法政大学名誉教授。経済学博士。国際マルクス=エンゲルス財団編集委員、同財団日本MEGA編集委員会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

29
マルクス自身が手を入れているということでの入門書ですが、共産党宣言と同じようにプロパガンダ的な読み方をすればいいのでしょう。やはり資本論を読もうとすると私も何度も挫折したので偉いことはあまりいえないのですが、原典を少なくとも第1部はじっくり読んだほうがいいと思います。ただこの本の存在意義はあると思います。マルクス自体が書いており、入門書的な位置づけとしてはあるとは思います。2015/01/27

ゆう。

27
マルクス自身が資本論1巻を労働者が手に取って読み進めていくうえでダイジェストに解説した入門書です。日本語訳にする場合にも訳者によって「です。ます」調にされており、読みやすさを工夫されていました。一度資本論を読まれた方も、これから読もうとしている方も十分に満足させる内容だと思います。僕は労働日や相対的過剰人口のところなどは、現代の過労死や失業問題などとも絡めながら読むことができ、勉強になりました。未来社会を展望するうえで資本主義を徹底的に分析した資本論のすばらしさを感じました。2017/10/08

masabi

17
マルクスが唯一関わった入門書らしい本書を一歩に次は資本論に踏み込んでみたい。資本家は労働者を搾取するとはどういうことなのかをはっきり掴むことができた。サービス残業は労働力に対する価値を小さくし、それは悪質または有能な資本家の目指すところなのだ。貨幣と商品についてはまだまだ十分な理解に達してないので再読か。2014/12/10

Z

11
マルクスもたずさわった資本論第一巻の解説といえる。つまり資本主義とはいかなる経済システムかその歴史の過程の概略の提示であり、僅かなページ数にまとめられ『資本論』に比し論点明確。たが混乱してしまった。おそらく経済システムと国家システム両方マルクスは攻撃しているのだが、そこで混乱が起きた。価値増大の方法は商人資本と高利貸し、生産があるが前者と後者は質的にことなる。経済過程は生産、流通(交換)、消費に別れ消費は価値0、流通は価値の総量の不変性、生産は価値増大に特徴付けられる。リンゴ一個とみかん三個or4個と 2017/05/22

Z

9
と交換しようが全体の価値量は変化しない。よって詐欺で得ようが暴力的な過程があろうがこのレベルでは法なり政治なりあるいは道徳的なレベルで処理される。資本主義的生産様式は労働力と賃金を交換するが、問題は二重にあり一般的な不払い労働、ピンはねや低賃金、残業代不払いといった問題は前者と同じように処理されるが、マルクスの洞察は労働力と賃金は等価交換であるが労働とは交換されず労働(生産)による価値増大分を資本家が得るという点にあり、それが前者の問題、国内的には既述の問題やリストラ等労働市場の過剰な歪み、対外的には植民2017/05/22

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