内容説明
本書は、すべての日本国民にとって、のっぴきならない課題となった今日の租税問題を、その歴史、理論、そして改革論に即して、また最後に現局面の特徴づけを付して、租税問題の本質に迫ろうとする試みである。
目次
戦後税制とシャウプ勧告(シャウプ勧告の論理;勧告後の日本税制;シャウプ勧告と地方税財政;資本蓄積の租税構造論―シャウプ勧告の評価)
現代税制の基本問題(現代の税制と所得課税論;法人課税の発展史論;国家独占資本主義の租税論;大工業都市の市税構造と諸階級―北九州市を事例として)
税財政改革論(税財政改革の構想;国と自治体の税財政関係の改革)
日本経済と税制の現段階(日本経済の国際化と税財政;日本経済の岐路と税財政再編;自民党政府の税制改革を批判する)
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- 和書
- 物権法講義 (第2版)