内容説明
戦後日本の高度成長を主導した重化学工業。その特徴と歴史的展開を検証する。
目次
第１部 戦後日本資本主義と重化学工業（戦後日本資本主義の構造的特質―いわゆる戦後「重化学工業段階」規定をめぐって；戦後日本経済の展開過程と「産業構造転換」の実相―主要統計の整理・検討）
第２部 戦後日本重化学工業の展開と特質（戦後日本鉄鋼業の「確立」とその構造的特質；戦後日本工作機械工業の「確立」とその「構造転換」；日本産業用ロボット工業の構造とその転換；戦後日本自動車産業の「確立」とその構造転換；日本半導体産業の「隆盛」と「凋落」）
第３部 日本重化学工業の課題と将来展望（日本企業の海外現地生産の展開と「産業の空洞化」；日本重化学工業の将来展望）
著者等紹介
吉田三千雄［ヨシダミチオ］
１９４７年埼玉県生まれ。１９８２年中央大学大学院商学研究科博士課程修了（商学博士）。現在、桜美林大学経済・経営学系教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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