日本のビッグ・ビジネス<br> JRグループ―「民営化」に活路を求めた基幹鉄道

日本のビッグ・ビジネス
JRグループ―「民営化」に活路を求めた基幹鉄道

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784272102037
  • NDC分類 686.3
  • Cコード C0333

内容説明

新生JRの好調ぶりは、国鉄時代の“悪夢”を忘れさせたかのようである。だが、JRイメージの上昇と裏腹に、「国鉄改革問題」は現在なお、ますます矛盾を深めながら進行している。JR各社の経営実態は本当のところどうなのか。各社はなにをめざしているのか。職場はどうなっているか。安全性は。長期債務はどうなったのか。「分割・民営化」後のJR各社の実績を検証し、「国鉄改革」の是非を問い直す。

目次

第1章 国鉄解体と鉄道の再生
第2章 JRへの継承と“脱車輪的”経営戦略
第3章 JR各社の経営状況
第4章 JRは働きがいのある職場?
第5章 問い直されるJRの経営姿勢
第6章 JR株式の公開と累積債務の解消
第7章 JRグループと鉄道の未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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1
さらっと読み。左派勢力からの国鉄民営分割への総括の一つだとは思うが、まずもって1990年当時では総括するには早すぎた(民営分割の経緯に関する資料が私されており、葛西や井手らによる開示を待たなければならなかった)のと、著者らが必ずしも交通の専門家ではなく、抑制的な筆致ではあるものの立場にブレがみられて一貫した論理になっていないように思われ、ひとつの参考程度にはなるが、それ以上ではないと感じた。2019/12/09

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