感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kadoyan
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5巻は、マルクスが編集長をつとめた「新ライン新聞」の1848年の論稿集。ドイツ3月革命、フランス6月蜂起など、ヨーロッパ全体にひろがる革命的なたたかいをリアルタイムに論評している。とりわけ、フランス6月蜂起の記述は、労働者側の緻密な展開と政府・反動側の殲滅的な鎮圧のようすを生々しく描いており、心が震えるものでした。ウイーン、イタリアなどでのたたかい、フランクフルト国民会議でのやりとりなど、当時の政治情勢を緻密に分析。しかし、そのなかでもマルクスやエンゲルスへの逮捕劇もおこなわれるなど激動期の奇跡にも。2016/02/29
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