感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
5
シェイクスピアのソネット以外の詩『ヴィーナスとアドニス』、『ルークルース凌辱』、「恋人の嘆き」、「多情の巡礼」、「不死鳥と山鳩」が収録されています。そうなのそうなの、ぜんっぜん翻訳がないんですよね、このあたりって。全くないのだと思っていましたが、一応40年前にはあったようです。よくぞ出してくれました!という気持ちでいっぱい。最新研究による注釈も豊富で、「シェイクスピアの詩集の研究ならず、劇の研究にも欠かせぬ必携の新訳書」に偽りはなし。ただ、注釈で明らかに間違ってないかなと思える箇所はありました。2012/07/09
タイ口ホ
0
シェイクスピアの長編詩の翻訳を読むことができる現在のところほぼ唯一の一冊。注釈なども豊富ですばらしい。カバーや挿絵の解像度がめちゃくちゃ低いのがものすごく気になるが…2020/12/12
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- 和書
- 愛の宿 文春文庫