感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
antoinette
4
訳がちょっと……日本語として拙いところが多いかも。ブロンテは悪くないが。「ゴンダル」系はちょっと読むのがツライが(情報が少ないので設定とかわけわからん)エミリの私的なものはすてき。2011/09/24
卯月
2
中学時代に『嵐が丘』の解説で、エミリと妹アンが空想した「ゴンダル物語」に属する詩に関心を持ち、最近本書を知って購入。ゴンダル詩もその他も製作年代順に並べた全詩集で、エミリの詩の変遷を研究するには良いだろうが、単にゴンダルを読みたい私にはツラい(汗)。ゴンダルの粗筋と登場人物をまとめて、物語内の時系列順に詩を並べた本はないものか……(中岡洋訳の全詩集は粗筋付きらしい)。とはいえ、『嵐が丘』作者の精神世界に触れることができるのは嬉しい。荒野と風と牢獄と、墓の中で土と一体化していく骸のイメージが強烈に心に残る。2013/07/24
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- 週刊ダイヤモンド 10年6月12日号 …