目次
やっと順調に
ラドロー卿の奥様
グリフィス一族の運命
曲がった枝
本当なら奇妙
ヘッペンハイムの六週間
ヴェッキ大佐著『カプレーラでのガリバルディ』への序文
あるイタリアの組織
暗い夜の事件
クロウリー城
まがいもの
ロバート・グールド・ショー
句乱フォードの鳥篭
フランス日記
W・T・Mトレンス『ランカシャーの教訓』諸表
怪談の断章二篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりぱい
1
一体話がどこへ進もうとしているのか、逸れ過ぎる話も豊かな「ラドロー卿の奥様」が一番読んでいて楽しかった。『クランフォード』の後日の短編も楽しい。「曲がった枝」では、この方言どこかで!?と思っていたら、『シルヴィアの恋人たち』でヨークシャー訛りを九州弁に訳していた訳者と同じだった!毅然としているマーガレットがいい「やっと順調に」は、以前読んだ「終わりよければ」で、その精神が男女入れ替わったようなところのある「暗い夜の事件」も、途中で『悪夢の一夜』だと気付いたのだけど、それでもラスト近くでボロボロと。2011/06/02
丰
0
「わかりました!不名誉と恥辱ですね。すべてを知ったとしても、わたしはあなたを、きっと守り通します」2011/02/23