著者等紹介
東郷秀光[トウゴウヒデミツ]
慶應義塾大学名誉教授
足立万寿子[アダチマスコ]
ノートルダム清心女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きりぱい
1
短篇を除けば、読んだ長編の中では一番の面白さ。労働者階級でもなく宗教色が濃いでもなく、田舎の園遊会から話は始まり、やっとポストオースティン(?)の作品が来たか!と。実際、ムカムカするほど利己的なキャラも登場して『マンスフィールド・パーク』がよぎり、その似て非なるストーリーを堪能。しかしながら最終章を迎え、さあとページを繰ったら、まさかの未完?がーん!それでも、充分幸せを確信できる終わり方でもあり、最後を飾る作品が悲惨さを描いたものではなかったことで二重の感慨。長いけど見事な読み応え。でも長かった!2009/08/03
アコ氏
0
ずっとジェイン・オースティンみたいに楽しい本ないかな~と探していたのだけれど、やっと出会えたのがこの本。最後のハッピーエンドはやっぱり作者の言葉で読みたかったな。未完なのが悔やまれる~2013/04/14