ギャスケル全集〈1〉クランフォード・短篇

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  • サイズ A5判/ページ数 606p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784271114512
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

著者等紹介

小池滋[コイケシゲル]
東京女子大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

10
田舎町の女しかいない社交界で起きる出来事を描いた「クランフォード」が一番面白かった。温かいユーモアがあり、悲劇が起きても友情と奇跡で最後は大団円!平和な読み物で心がほっこりした。「荒野の家」もなかなか面白かったけれど、道徳心のない兄と彼を溺愛する母親にイライラ。おしんヒロインは結婚を諦めると思っていたので、誰に何と言われようと婚約者自身から告げられなければ別れませんと踏ん張ったのが意外で嬉しくなった。「魔女ロイス」は悲劇がゆっくり近づいてくるのを待つような話で、何度読んでいられない気持ちになったことか…。2020/01/07

きりぱい

4
恥知らずな兄とえこひいきな母を持ちながら、気高い女性に成長するマギーを描いた「荒野の家」は、目当ての「従妹フィリス」より好みで、こたえられない面白さだった。続く「魔女ロイス」「灰色の女」「マンチェスターの結婚」も次々テイストの違う面白さで、あまりの読み応えに、既読で飛ばそうと思っていた作品まで結局読んでしまった!「異父兄弟」にはやっぱりたまらなく胸を打たれ、「クランフォード」も元々好きな作品だけれどやっぱり平和な人情味が好ましく、もうなに!この傑作揃いの選は!と、至福の一冊。2011/02/10

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