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- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
年末年始のイベントで疲れきったロリは、気晴らしにとハイキングに出かけた。だが途中で猛吹雪になり、慌てて避難した先はひと気のない古い修道院。そこへふたりのハイカーも別々に避難してきたが、ひとりはやけに重装備で何か怪しい。管理人という老人はいきなり銃を振り回すし、不安だらけだけれど、雪は降りやまず、外に出られない。そしてその晩、ロリは、修道院にまつわる貴族令嬢の悲しい物語を知る。一体、ここで何が?ハイカーたちの正体は。
著者等紹介
アサートン,ナンシー[アサートン,ナンシー][Atherton,Nancy]
コロラド州コロラドスプリングス在住。92年に発表した『ディミティおばさま現わる』は、「米独立系ミステリ専門書店協会による20世紀ベスト・ミステリ100」に選出。93年には、マカヴィティ最優秀処女長篇賞にノミネートされた
朝月千晶[アサズキチアキ]
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jinny
1
「一足飛びに結論に飛びつく」種目の第一人者ロリ、今回も素敵な男性と出会いよろめく姿にまたですかと突っ込みたくなる前半ですが、後半は修道院の元所有者の悲劇の真相解明でぐいぐい話に引き込まれました。邦訳はこれが最後になっちゃうのかなぁ。 2013/07/26
じゅり子
1
このシリーズも長くなったけど、長くなったらなったでロリの性格の軽さというか・・・ビルが気の毒だ(笑)。忠心をつくす管理人のキャッチポールの魅力と豪奢な修道院と亡き女主人の悲恋と揃っているのに残念でした。ランダムハウスはコージーブックスに一部のシリーズはひきつがれることが決まって安心したけど、このシリーズのことはなんも書いてなかったな・・・。2013/03/03
BECHA☆
1
今回は、突っ走ってるロリにはっきりと「人の話を聴け!」と突っ込む人が出てきて笑えました。次の作品の翻訳も準備されているようで、継承してくださる出版社さんがいらっしゃることを切に祈ってます。2013/01/01
Naoko Takemoto
0
刺激ゼロの完全無欠のコージーミステリ。タイトルだけみると禁じられたなんとやらを期待したが、全くの期待ハズレ。まあ、YAとして秀逸だと思うので純粋な若者達にオススメしたい。ワタシとしてはこのシリーズはもういいや。2016/02/01
くまた
0
、2014/11/23
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