RHブックス+プラス
主婦に捧げる犯罪

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 503p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784270104071
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

夫を殺すしかない―ジーニーは決意した。退屈な夫にもう耐えられないが、離婚は不可能に近い。バイク事故を仕組む、傷んだサーモンを夕食に出す、梯子に油を塗っておく…思いつくたびに計画をメモし、そのページをミキサーにかけて証拠を隠滅した。それでも実行には踏み切れず、絶望したジーニーはついに大量の睡眠薬を飲んで自殺を図るが!ネヴァダ・バー作「マジでむかつく最低最悪耳くそ野郎」他、「あぶない主婦たち」の「あぶない物語」14篇を収録。

著者等紹介

マシューズ,クリスティン[マシューズ,クリスティン] [Matthews,Christine]
プロの作家として過ごした25年のあいだに、ミステリ、ホラー、ダークファンタジー、西部小説といった幅広いジャンルで60作以上の短篇を発表している

パレツキー,サラ[パレツキー,サラ] [Paretsky,Sara]
2002年に、英国推理作家協会賞カルティエ・ダイアモンドダガー、2011年にMWAグランドマスター賞と、犯罪小説に貢献した作家に贈られる英米の二大生涯功労賞を受け、いまや押しも押されもせぬ女流ミステリ作家の代表格。シカゴの女性私立探偵V・I・ウォーショースキーが『サマータイム・ブルース』でデビューしたのは1983年のこと。2012年の新作Breakdownまで15作の長篇、2冊の短篇集が刊行されている

田口俊樹[タグチトシキ]
1950年、奈良県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。教員を経て、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

19
「逃した大魚」のみ。その後あまり読む気がしないうちに期限2018/12/24

はるき

11
主婦ミステリーを読みたくて。うん、予想と違った。何だかアメリカーンな感じにちょっと疲れる。世界共通の主婦たちの悩みと犯罪を絡めるわけだが、強引というか設定が雑。アンソロジーとしてのまとまりにも欠けるかな。読んだ感想は「女は強し」2015/08/23

きりぱい

9
主婦に捧げるとあるし、まえがきからもこれはもう主婦の憂さを晴らしてくれるんだろうと思っていたので、そういう意味ではちょっと期待はずれ。「芝生と秩序」「義母の殺し方」がそれにあたるぐらい。パレツキーの「厳しい試練」はよかったけれど、あとは「隣りのコレクター」「救済の家」「見えないマイナス記号」「母の制裁」辺りが割合楽しめたくらいかな。うちにもあるのでサンセべリアにはびっくり。最後の作家たちのエッセイからおいしそうなココナッツクランベリークッキーをメモる。バニラエッセンスを小さじ1使うレシピは初めて見たなあ。2012/05/26

くさてる

6
主婦をテーマにしたミステリ短篇のアンソロジイ。面白かった!私はこういうべタなミステリが好きなのだと思う。嫁と姑、浮気と子育て。そんな誰もが身近に感じる問題から、ほんのわずかそれたつもりが大きく道を踏み外した女性たちの成功と失敗の記録といったところ。「救済の家」「隣のコレクター」「見えないマイナス記号」「今度晴れたら」「義母の殺し方」「母の制裁」が印象に残った。あと、巻末に添えられた作家たちのエッセイが意外な楽しさだった。2012/04/14

DONA

4
サラ・パレツキー目当てで読みました。“主婦”という立場の女性たちを主人公にした犯罪がテーマになっています。夫や義母、隣人なんかを亡き者にしようとする主婦たちの考えにゾクッとさせられる話ばかりでした。皮肉やブラック・ユーモアなんかもあって、なかなか面白かったです。2012/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4650076
  • ご注意事項

最近チェックした商品