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内容説明
膨大な蔵書の鑑定を頼まれ、ひとり目的地へ向かったロリ。そこは地元で幽霊屋敷と悪評がある、古めかしい館だった。幽霊話の真相が気になりつつも鑑定を始めると、ロリは蔵書のなかに隠されていた古い紙片を発見。かつて館に住んでいた少女が、許されざる相手と密かに交わしていた恋文だった。館をすぐに出なさいという、ディミティおばさまの警告を無視し、ふたりの恋の行方をさぐることにすっかり夢中になるロリ。けれどすぐに後悔することになり…。
著者等紹介
アサートン,ナンシー[アサートン,ナンシー][Atherton,Nancy]
コロラド州コロラドスプリングス在住。92年に発表したシリーズ1巻目の『ディミティおばさま現わる』は、「米独立系ミステリ専門書店協会による20世紀ベスト・ミステリ100」に選出。93年には、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞にノミネートされた
朝月千晶[アサズキチアキ]
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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