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深紅の貴婦人は真夜中に

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  • サイズ 文庫判/ページ数 639p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270103654
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

18世紀ロンドン―箱入り娘の自分にうんざりしていたマローレン家の次女エルフは、外の世界を見てみたいと、偽名を使い仮装パーティーに潜り込んだ。だが、ある秘密を立ち聞きしてしまい、ワルグレーヴ伯爵に捕らえられる。エルフの義兄である彼は、親族でありながらマローレン一族と敵対し、エルフもまた彼を避けていた。しかし、ワルグレーヴのことを考えるだけでなぜか気持ちが昴ぶる彼女は、いけないと知りつつも、素性を隠し、彼と結ばれてしまって…。

著者等紹介

ベヴァリー,ジョー[ベヴァリー,ジョー][Beverley,Jo]
イギリスのランカシャー生まれ。現在までに30作以上のロマンス小説を発表。5作品でRITA賞を受賞し、全米ロマンス作家協会の名誉殿堂入りをはたす。ロマンティック・タイムズ誌では常に★4~5の高い評価を受けている。現在は夫と2人の息子とともにカナダに暮らす

与田佳良子[ヨダカヨコ]
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。ロマンス小説の訳書は50冊を超えるほか、伝記、ノンフィクション、絵本など幅広い分野を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽこ

4
押せ押せなヒロイン。ヒーローを追い詰める様子はまるでハンターのよう。ここまで好きな気持ちを全面に出されたらヒーローは逃れられないでしょう。ヒーローからの求婚に観念した感が滲みでているところがリアルでよろしい。2013/12/03

zawa

3
エルフが人間的にすごくいい人。初めは刺激を求めるだけの無鉄砲なお嬢さんだったのが、最後にはウルフ達の助けもあって自分の力を発揮できるものを見つけていくところがすがすがしくてよかった。エルフのヒーローを思う一途な思いがもう切なくて、最後のほうは涙が止まらなった。これまでのシリーズの中で一番好きな話。ただ、最後にヒーローが戻ってくる前にもう少しヒーローの葛藤とかあきらめられない思いみたいなのが知りたかったな。2011/08/06

ちはや

3
この作家の作品は精神的にきついなぁ。そこまでする?って感じ。頭が痛くなるほどではないけど、泣いてしまったし。最後のシーンは数ヶ月の時間が経っていたとはいえ、許し、結婚するのが早すぎる気もしたよ。2011/01/05

くろうさぎ

3
マローレン家第三弾。でも、マローレン家だけでなく、ウェア家の第二弾ってかしら?国王暗殺という陰謀に巻き込まれながら、近づいていくヒーローとヒロイン。色々合ったふた家族ですが、やっと、これで円満解決!よかった!ヒロインの相手を思いやる気持ちが素晴らしいなぁ・・・・。時間を置いたのも、たまにはバタバタじゃなくてよかった。2010/11/22

矢田ふみえ

2
エルフの冒険が、命がけになっていく。彼女は愛を求めて行動していく。時代もあるけど、自分らしく生きていこうとする力に共感を覚える。2015/03/29

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