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内容説明
1819年春。伯爵家の娘マリアンは社交シーズンを過ごすため、妹たちと共にロンドンにやってきた。田舎育ちで、文学を愛する彼女は、小説に出てくるような冒険を夢見ていて、社交界で結婚相手を見つけ、誰かの妻として生きていくことなど考えてもいなかった。ロンドンで彼女たちの世話をすることになった侯爵、トマス・エフィントンは、そんなマリアンの思いなど気にもかけず、早く彼女を誰かと結婚させようと奮闘するが…。華やかなロイヤルロマンス第3弾。
著者等紹介
アレクサンダー,ヴィクトリア[アレクサンダー,ヴィクトリア][Alexander,Victoria]
アメリカの人気ロマンス作家。ネブラスカ州在住。賞を受けたこともあるテレビの花形レポーターで、ジャーナリストとしても活躍していたが、現実よりフィクションのほうが面白いと気づいて作家に転身。1998年に作家としてデビューした。NYタイムズ紙、USAトゥデイ紙のベストセラーリストでは常連となっている
須麻カオル[スマカオル]
名古屋大学文学部英文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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*ニコル*
3
ロマンチストの多いことと言ったら!全くもってけしからん。もっとやれ!!(笑)美人だけど眼鏡で知的で我が強く冒険に憧れるマリアンと、放蕩者だけど責任感が強くて不器用でちょっぴりお馬鹿なトマス。知らぬは本人ばかりなり…な展開ですが、ドタバタ喜劇、それなりに楽しく読めました♪2015/10/04
nayui
0
★★☆☆☆2010/09/04
葉月
0
C2012/01/28
MOMO
0
たいしてあるわけでもない知性を振りかざし、自分の夢のためなら、周りにどんな迷惑がかかろうとかけらも頓着しない、強欲で頑固で自惚れの強い嬢さんと、彼女以上にお馬鹿さんで、間抜けな計画を立てるのが得意な侯爵のロマンスは、冗談抜きに読んでてしんどかったわ!特に後半!活字中毒の私が、読み終わる自信を失い、放り投げそうになったほど、厳しいものが・・・・・ロマンス愛読者の知性を愚弄してるのか?このシリーズは・・・それとも、私が忍耐力を試されているのか?2011/09/20
くろうさぎ
0
最初は、傲慢な言い草なヒーローがヒロインに振り回されてるのが面白かったし、かわいく思えたんだけど、、後半ちょっとヒロインが意固地になりすぎてると思えて、ヒーローがかわいそうに思えてきた。コミカルならもうちょっと軽いままでよかったのになぁ・・・。2010/08/10