ランダムハウス講談社文庫
氷と堕天使の企み

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  • サイズ 文庫判/ページ数 447p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270103401
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「氷の未亡人」と呼ばれた孤独な女と荒唐無稽な海賊。互いに目的をはたすため2人は出逢うことになるのだが・・・・・・。

18世紀ロンドン。ウインター未亡人のマリアは周囲の人たちからこう呼ばれていた――「氷の未亡人」「死の天使」。過去に2度の結婚をしている彼女の夫は、どちらも結婚後2年もしないうちに謎の死を遂げていたからだ。マリアの義父は、数年前、金目当てで彼女の母親と結婚し、母が死ぬと妹のアメリアの安全を盾にマリアを金づるとして操っていた。ある日彼女は義父から、クリストファー・セント・ジョンという海賊の情報を引き出すよう命令された。一方のクリストファーも諜報員の子爵から、マリアに近づき、諜報員だった2人の元夫の死の真相を暴くよう指示されていて、二人は出逢うことになるのだが……。

内容説明

18世紀ロンドン。心優しい父を亡くしたマリアは、強欲な母の再婚相手に怯えていた。やがて母も亡くなると、義父はマリアを金づるとして操るようになる。あるとき、義父からクリストファーという名うての海賊の情報を得るよう言いつけられた彼女は、素知らぬ顔で男に近づいた。しかし、任務のために関係を続けていくうち、天使と見まがうほど美しい海賊に、マリアはだんだん心奪われていく。本当は彼も、ある目的のために彼女に近づいたとも知らず…。

著者等紹介

デイ,シルヴィア[デイ,シルヴィア][Day,Sylvia]
日系アメリカ人。ヒストリカル、コンテンポラリー、ロマンティック・サスペンス、ファンタジイ、SFなど、さまざまなジャンルの小説を手がける。米軍情報部のロシア語通訳を経て、現在は作家に専念。2004年にデビュー。すぐにベストセラー入りをはたし、2年連続でRITA賞最終候補に

谷崎純[ヤザキジュン]
1973年生まれ。東洋大学文学部国文科卒。文芸・実務翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

23
かっこいい~。妹を人質に取られ義父に利用されながらも、自分なりのやり方で妹を奪還しようとする美女と、そのカギを握る海賊男子の駆け引きとホットなセックス。スパイものが大好きだったけど、男性に利用されるだけの女子の扱いが悲しかった…そんな風に思ったことがある人はきっと楽しめると思います。男子メロメロだし。…続きがすご~く気になるんですけど…。2021/06/29

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

21
ジョージアン・シリーズ② ①は《復讐の輪舞》 どちらかといえば①の方が好み。②も面白かったけど、後半にいくにつれ、登場人物が増えたきてちょい苦手(^o^;) ③はサイモンが主役、④はアメリアが主役で4部作らしいけど、③と④は翻訳されてるのかなぉ(@_@) サイモンがすごく気になるのだけど・・・2021/03/16

ちゃろ

5
⭐⭐復讐の輪舞の続編。お尋ね者の海賊と二人の夫を無くした氷の未亡人。諜報員やらがあちこちででてきて、お互いの裏を探り合いしてるので、メロメロ度は低い。最後もいろんなエピソードが詰まりすぎ。多分次作への伏線なんだろうな。2014/10/20

romance_holic

2
ヒーローもヒロインも、社会の暗部に近い部分を知ってしまって、様々なしがらみから本心を明かせないのが読んでいてとても切ない。何を優先するのか、守るものもある立場で、厳しい判断を迫られる登場人物たちでした。 この作品は、復讐の輪舞に続くジョージアンシリーズ4部作の2作目だそうで、今回の作品は次につながるエピソードがふんだんに盛り込まれていました☆2010/04/07

ひまわり

0
未亡人ものとか諜報ものが苦手だった・・・ 面白くないとは言わないけど、自分のなかでは地雷本。2010/04/14

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