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出版社内容情報
「氷の未亡人」と呼ばれた孤独な女と荒唐無稽な海賊。互いに目的をはたすため2人は出逢うことになるのだが・・・・・・。
18世紀ロンドン。ウインター未亡人のマリアは周囲の人たちからこう呼ばれていた――「氷の未亡人」「死の天使」。過去に2度の結婚をしている彼女の夫は、どちらも結婚後2年もしないうちに謎の死を遂げていたからだ。マリアの義父は、数年前、金目当てで彼女の母親と結婚し、母が死ぬと妹のアメリアの安全を盾にマリアを金づるとして操っていた。ある日彼女は義父から、クリストファー・セント・ジョンという海賊の情報を引き出すよう命令された。一方のクリストファーも諜報員の子爵から、マリアに近づき、諜報員だった2人の元夫の死の真相を暴くよう指示されていて、二人は出逢うことになるのだが……。
内容説明
18世紀ロンドン。心優しい父を亡くしたマリアは、強欲な母の再婚相手に怯えていた。やがて母も亡くなると、義父はマリアを金づるとして操るようになる。あるとき、義父からクリストファーという名うての海賊の情報を得るよう言いつけられた彼女は、素知らぬ顔で男に近づいた。しかし、任務のために関係を続けていくうち、天使と見まがうほど美しい海賊に、マリアはだんだん心奪われていく。本当は彼も、ある目的のために彼女に近づいたとも知らず…。
著者等紹介
デイ,シルヴィア[デイ,シルヴィア][Day,Sylvia]
日系アメリカ人。ヒストリカル、コンテンポラリー、ロマンティック・サスペンス、ファンタジイ、SFなど、さまざまなジャンルの小説を手がける。米軍情報部のロシア語通訳を経て、現在は作家に専念。2004年にデビュー。すぐにベストセラー入りをはたし、2年連続でRITA賞最終候補に
谷崎純[ヤザキジュン]
1973年生まれ。東洋大学文学部国文科卒。文芸・実務翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
ちゃろ
romance_holic
ひまわり