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出版社内容情報
野球、ゴルフ、サッカーに親しんできた著者が、スポーツから学んだもの、スポーツの愉しみを達意の文章で描いたスポーツ・エッセイの傑作集。
【あらすじ】
F1レーサーの天才・アイルトン・セナはなぜ夭折しなくてはならなかったか? サッカーの醍醐味。プロ野球を裏で支える職人たちほか。
内容説明
1998年、サッカーのW杯フランス大会に初出場した日本代表はなぜ惨敗したのか?日本のゴルフと世界のゴルフはどう違うのか?音速の貴公子・セナは何を見つめて走っていたのか?スポーツにしか宿らない肉体と精神の感応を鋭くえぐりだしたエッセイ集。
目次
第1章 人はなぜスポーツするのか(人はなぜスポーツをするのか;ルールが生む悲喜劇 ほか)
第2章 サッカーというゲーム(四年に一度という絶妙;サッカーの醍醐味 ほか)
第3章 F1ドライバーの精神力(セナ、極限の速さに死す;セナが抜かれた日 ほか)
第4章 野球という仕事(プロ野球・審判員という仕事;球場支配人という仕事 ほか)
著者等紹介
海老沢泰久[エビサワヤスヒサ]
1950年、茨城県生まれ。国学院大学卒業。同大学折口博士記念古代研究所勤務を経て、著述業に。88年、『F1地上の夢』で新田次郎賞を受賞、94年には『帰郷』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャル
1
ゴルフ、サッカー、F1、野球についてのエッセイ集。どれも作者が夢中になっていた時期のものであり、さすがに古いが、それでも色々と考えさせられる。作者の取り繕う事なき主観と感情は時に批判的であり皮肉めいているが、そこにあるのは、スポーツとはなにかという本質の追求だろう。とくに最初のゴルフの項目は、『するスポーツ』についての実体験に基づく鋭い分析が多く、ハッとさせられる。2009/09/14
anken99
0
過去の文献を収載したものだけに、時代感のずれはいかんともしがたいが、さすがに読み込ませてくれる。F1、サッカー、ゴルフと章だてされているが、素晴らしいのは、野球に関わる仕事の章。公式記録員、審判、記者…。違う側面から見た野球は実に魅力的。個人的には、今はなき後楽園球場への憧憬を募らされてしまった。2013/06/03
ko1kun
0
面白いんだけど、1980年台、1990年台のエッセイばかりを集めているので、古さは否めない。2009/09/13
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