時代小説文庫
若さま侍捕物手帖〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270102756
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

桜の花の咲いた散ったが噂にのぼる春の昼下り。例によってだらだら酒の若さまのもとへ、お馴染みの小吉が、不可解な事件を持ち込んできた。ひと晩のうちに同じ人気役者が豪商の娘と芸者と別々に心中し、大量の血痕を残して姿を消したという。「さァて…」若さま、「どこから手をつけるか」『まぼろし力弥』ほか江戸情緒満開の全九篇。

著者等紹介

城昌幸[ジョウマサユキ]
1904年(明治37年)6月10日東京神田駿河台東紅梅町に生まれる。京華中学校を四年時に退学。1938年(昭和13年)に「若さま侍捕物手帖」を「週刊朝日」にて発表。1946年(昭和21年)岩谷書店より招聘を受け、推理小説誌「宝石」を創刊。後に、編集主幹、岩谷書店社長、宝石社社長となる。1949年(昭和24年)捕物作家クラブ創立。副会長に就任する。1958年(昭和33年)桃源社より「若さま侍捕物手帖」刊行開始。次々にドラマ・映画化され、人気を博す。1964年(昭和39年)捕物作家クラブの解消に伴い、日本作家クラブ理事長に就任。1976年(昭和51年)11月27日、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×4.5…若さまは飲んだくれで、かなり行儀が悪いですが、本当に頭のさえるお人です。この巻では危険には一切見舞われていませんので安心して読めました。彼が関わる事件は本当に奇怪な事件ばかり。あまりに奇怪なので本当にそういう現象でも起こったのでは?と思ってしまう事件も。でも若さまの手にかかると…なのです。最後に出てくる事件なんか本当に単純なことから事件が解けてしまうのですから。このシリーズ本当にお気に入り。2013/02/17

kanamori

0
☆☆☆2011/10/15

ERI君

0
中篇になると確かに構成が変わる。2009/03/10

三田主水

0
キャラものとしての楽しさもさることながら、中編などは推理ものとしてもなかなか2009/02/17

いちはじめ

0
全9編。中編「まぼろし力弥」がやはり一番読み応えがあるか。2009/02/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/540209
  • ご注意事項

最近チェックした商品