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内容説明
奥義「一の太刀」を極め、百余度の試合を行い、出陣三十七度におよぶ八十有余年の生涯を、ひたすら剣の道へとささげた塚原卜伝の生涯を豊富なエピソードで描く「一の太刀」など、虚構をまじえ、著者独特のひねりをきかせた新解釈で読ませる13編の短篇集。
著者等紹介
柴田錬三郎[シバタレンザブロウ]
1917年、岡山県生まれ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代短篇小説を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念する。1951年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以降、時代小説中心に創作活動を展開。1956年からスタートした『眠狂四郎無頼控』は一大ブームとなった。創作のみならず雑誌・テレビなどのメディアでも活躍し文芸界以外でも広く愛され続けた。1978年逝去。享年61(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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