ランダムハウス講談社文庫
なんのせいか―吉行淳之介自身による吉行淳之介

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270102596
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

吉行淳之介の魅力とは何か―。かつての担当編集者が吉行さんのエッセイを読みたどって編集した吉行淳之介のエッセイ集成『吉行淳之介自身による吉行淳之介』。シリーズ第一巻は二十八歳の時に書かれた「言葉と表情」から一九七一年「桜の花がきれいだよ」まで、五十三篇を収録。

目次

言葉と表情
暖く動き過ぎる心臓
戦中少数派の発言
静岡市精密大地図
「数字」へのあこがれ
雑踏の中で
作家は職業か
詐欺
日記
年齢について〔ほか〕

著者等紹介

吉行淳之介[ヨシユキジュンノスケ]
1924(大正13)年4月13日(戸籍上は1日)岡山市で吉行エイスケ・あぐりの長男として出生。妹に吉行和子、理恵(2006年没)がいる。東大英文科中退。1954年「驟雨」で芥川賞受賞。主な作品に「不意の出来事」(新潮社文学賞)、「星と月は天の穴」(芸術選奨)、「暗室」(谷崎賞)、「鞄の中身」(読売文学賞)、「夕暮れまで」(野間賞)がある。対談の名手としても知られる。1994年7月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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